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PHP研究所 1,260円(税込)
近年、幼児虐待などの悲しい事件や、不登校やひきこもり、学校でのいじめや自殺、犯罪の低年齢化が問題になるなど、教育の根本的なあり方が問われている時代であると感じます。
学歴主義のなかを生き抜いてきた親世代の人たちには、学歴や数字で人を判断してしまう傾向が見受けられます。
実際に自分の子どもを褒めるときにも、テストの点数や成績表など、
きちんと数値化されたものに対しては反応してあげられるのですが、
そうでない部分に関しては少し違うようです。
例えば、きちんと挨拶ができたり、靴を揃えたり、お花に水をあげたり、
友だちにやさしくできたり、お手伝いができたり、
きちんと歯磨きができたり、そうした部分に関しては、
大抵の場合よくできていても気づいてさえいないことが多いのです。
もちろんテストで100点を取ることも大切なことですが、
このように大きな声で挨拶できることも
100点のテスト以上に素晴らしいことではないでしょうか。
〜親が気をつけたい「ひとこと」と「家庭習慣」〜
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子どもが算数のテストを見せてくれました。
点数は30点です。
さてあなたは、そのテストを目の前にして何と言ってあげますか?
30点という点数を目の前にして、「なんでこんな問題もできないの?
あなたはホントに算数ができないのね」と厳しい言葉をかける親御さんもいるでしょう。あるいは、「ちょっと難しかったね。でもこの問題ができていれば大丈夫だよ。
○○ちゃんはやればできるんだから」と優しい言葉で接する親御さんもいるかもしれません。
当然のことながら、両者が子どもを思う気持ちには変わりありません。
厳しさと優しさ、はたしてどちらの「ひとこと」が、
本当に子どものためになるのでしょうか。
私たち親は、そんな何気ない「ひとこと」が子どもたちの性格やさまざまな能力を育てているということに、気がつかなければいけません。





